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先月公開したAnthy用JIS第3・第4水準漢字辞書を更新して第0.2版としました。Anthyをお使いの方は試してみていただけると嬉しいです。

この版では、(c)から©が変換できたり、あるいは ! から ¡ が、(1) から ❶ が、といったように、仮名文字以外の記号・英数字から変換できる語彙が多数含まれています。非漢字の入力のバリエーションが増えているということです。

また、SKK-JISYO.JIS2004の内容をマージしているので、JIS2004で追加された所謂「表外漢字UCS互換」の10文字も新たに変換できるようになりました。ただし相変わらず用言には対応していません。

時として、ほかの人だったり別のマシンだったりに、メールで送るにははばかられるような大きさのファイルを渡したくなることがあります。そういうとき、簡単にWebサーバを立てることができれば便利なのにと思うことでしょう。私も先日そう思うことがありました。

世の中よくしたもので、PythonやRubyを使うと簡易なWebサーバを簡単に実現することができます。以下のページに解説されています。

結論からいってしまうと、Pythonで行う方が若干楽です。コマンドラインから次のように入力すれば、カレントディレクトリに http://localhost:8080/ でアクセスできるようになります。

$ python -m SimpleHTTPServer 8080

終了は Ctrl-C です。

一方、Rubyで同じことをするには、以下のようにやや長い入力が必要です。

$ ruby -rwebrick -e 'WEBrick::HTTPServer.new({:DocumentRoot => "./", :Port => 8080}).start'

当サイトの配布物のセクションにおいて、Anthy用JIS第3・第4水準漢字変換辞書 というのを公開しました。

これは、SKKのJIS第3・第4水準漢字辞書SKK-JISYO.JIS3_4をAnthy用に変換したものです。AnthyでもJIS第3・第4水準漢字が使えるようになります。AnthyはLinux環境でよく使われている仮名漢字変換ソフトウェアです。

「とかられっとう」から「吐噶喇列島」が変換されるとか、「ゆーろ」から「€」が出るとか、「あいぐんじょうやく」から「璦琿条約」が出るとかいった機能を、SKKだけでなくAnthyでもお使いいただけるようになります。

まだ、用言に対応していないとか、品詞が適当でないものがあるとか、不十分な点があるのは承知していますが、ともかく文字を変換することはできるので、とりあえず公開してしまいます。どうかな?

Anthyをお使いの方は、使ってみてご感想などいただけると嬉しいです。

あまり遅疑逡巡してもしようがないと思い、前の記事を書いた後すぐにトラックボールを買いに走りました。いくつか店頭で見たうえで購入したのは、ロジクールのTrackman Marbleです。人差し指・中指で操作するタイプで、比較的場所をとらない製品です。左右対称なので左ききの人もOK。

早速PCにつなぐと、あっさり使えるようになりました。私はUbuntu Linuxで使っているのですが、このトラックボールは使用者が多いためか、設定例などもWebで検索できます。(ただ、Ubuntu 9.04でのボタン割り当てはWebに書いていることと少し違う気がする......。いいかげん10.04にアップグレードすべきなのか)

肝心の操作感については、最初はさすがに慣れない感じが強かったです。ううむ、これにして本当に良かったのだろうか、という感想を持ってしまいました。でも、何日かすればどんどん慣れてきます。マウスの場合、場所が狭いとマウスを持ち上げて中央に置き直す動きが頻繁に必要になりますが、トラックボールではそのような不自然な動作は不要。このせいか、マウスよりも自然に感じます。

まだ、細かい位置指定とか、ボタンを押しながらの動作とかはちょっと慣れない点もあります。Firefoxのタブを閉じるのに右ボタンを押しながら下・右へと順に動かすというのは、マウスの方がやりやすそうです。こういうのはマウス前提で発想されたUIだからということも要因としてあるのでしょうが......。

この製品にはスクロールホイールがありません。小さなボタンを押しながらボールを転がすとスクロールになります。これでもまあいいのですが、どちらかというと、独立したホイールがあった方が良かったのかなという気はします。

ともあれ、しばらくはトラックボールを練習してマスターしたいと思います。そうする価値のある入力装置だと実感しています。

そうそう、トラックボールの発端となった手のしびれや肩こりや頚肩腕症候群にはどう影響するのかを忘れていました。多分マウスよりは良さそうな気はするのですが、まだ十分慣れていないので手に余計に力が入っているかもしれません。もっとスムーズに操作できるようになったら、良さが体感できるのではないかと期待しています。

右の腕から手にかけて軽いしびれがあったので病院にいってみたら、頚肩腕症候群かもと言われました。なんだか物々しい名前ですが、手や腕をよく使う職業の人に見られる肩こりや手のしびれなどの症状の総称としてこういうようです。先生には、手を休めてくださいと言われました。

改めて考えてみると、マウスを摑んで操作する状態というのは、手、とりわけ手首のあたりにとって、あまり自然な格好ではない。マウスに手をのばすのが何となく億劫に感じられることがあったのですが、体が無意識のうちに拒否していたのかもしれません。

トラックボールならいいんじゃなかろうか。そんな考えが降ってきました。モノにもよるのだろうけど、手を自然な角度に置いて操作できるのではないか。

職場の隣の席の人がトラックボール使いなのでちょっと触らせてもらったところ、手を楽なポジションに置いた状態で操作できて、なかなか良さそうです。

そこでひとしきりWebを見て回ってトラックボール事情を調べてみました。

  • 形状のタイプが複数ある。人差し指・中指で操作するもの、親指で操作するもの、ボールの大きいもの、そうでもないもの。
  • スクロールのホイールはあったりなかったりする。製品によってまちまち。ボタンを押しながらの操作でスクロールになるものも。
  • 付属のソフトでボタンの割り当てなどを変えられるものが多いみたい。(Linuxで使うときはどうすればいいのだろう)

今のところ、店頭で触らせてもらって判断するのが一番良いのだろうなというあたりで思考停止しています。トラックボールは私の手首を救えるのでしょうか。

Emacsでuniq

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Emacsでテキストファイルを加工していると、行単位で整列(sort)したくなることが時々あります。そんなときのために、Emacsにはsortコマンドが用意されています。範囲指定してM-x sort-linesとすると整列されます。

整列すると、同内容の行は一箇所にまとまって現れます。すると往々にして、こうした重複行をひとつにまとめたくなります。Unixコマンドでいうuniqです。ところが、Emacsにはこのコマンドは用意されていません。

つい先日そういう状況があったので、ちょちょいとWeb検索してみたら、世の中よくしたもので、ちゃんとEmacs用のuniqコマンドの実装が存在するのでした。これを使えば重複行を取り除くことができます。

また、上記のEmacs Lispをインストールしなくとも、外部コマンドとしてuniqを呼び出すことで、Emacsのバッファの中に対してuniqを実行することもできます。

いま売れているビジネス書作家・勝間和代氏は、親指シフトキーボードを効率的な入力方式として推薦しています。

Googleトレンドで「親指シフト」の検索状況を見てみると、2008年に目立って増えていることが見てとれます。これは2007年12月に発売された同氏の著書『効率が10倍アップする新・知的生産術――自分をグーグル化する方法』の影響があると思います。

ただ、2009年になると「親指シフト」の検索回数は減っています。勝間効果がどれくらい長続きしたのか、また、実際に親指シフトを使うようになった人がどれくらいいたのかは定かではありません。キー配列の習得にはある程度の根気が必要ですから、そう多くの人が実践したとはあまり考えられません。

もちろん、親指シフトは根強い人気を持つキー配列ですから、以前から使っている人は勝間効果とは無関係に使い続けていることでしょう。