PCの最近のブログ記事

BluetoothはPCにつなぐ機器のケーブルを減らせるのはいいのですが、しばしばトラブルがあります。

私はMac mini を使っています。キーボードとトラッックパッドはBluetooth接続です。さらに、ヘッドフォンもBoseのBluetoothのものを使っています。

Bluetoothが頻繁に途切れる問題

このところ、ヘッドフォンで音楽を聴いているとブチブチと途切れるようなノイズが頻繁に聞こえて非常に耳障りでした。また、トラックパッドを操作しているとカーソルがカクカクと滑らかでない動きをすることがしばしばあります。

Bluetoothの通信がうまくいっていないのでしょうか。

考えられる原因はいくつかあります。無線LANのような他の電波の干渉、障害物、電池が少ない(?)、などなど。

無線LANはこの前5GHz帯をメインに使うようにしたので、これ以上できることはなさそうです(「Time Capsule で無線 LAN の 5GHz帯を使う)」。電池は充電したし障害物もないので、うーん、ほかにどうすれば...。

ペアリングをし直したり、Macを再起動したりしましたが特に変化ありません。

PRAMクリアで直った

ネット検索でいろいろ見ているうちに、Macの設定でBluetoothに関するplistファイルを更新して再起動みたいな話の横に「PRAM」(NVRAM)という文字が見えました。あーそれか...。設定情報の入っている不揮発性メモリですね。これを初期化すればなぜだかなおるという、おまじないのような手順。

「command (⌘)」+「option」+「P」+「R」を同時に押しながらMacを起動。じゃーんという音が二度聞こえたらOK。ちなみにこの「⌘」記号はJIS X 0213に入っています。

結果、これで問題が解消しました。ヘッドフォンもトラックパッドもキーボードも至って快適に動作します。

何かのパラメータがおかしかったのでしょうか。何が悪さをしてどこに問題があったのかはさっぱり分からないのでモヤモヤが非常に残るのですが、とりあえず目の前の問題は片付きました。

私は無線LANルーターとしてTime Capsuleを使っています。これにフレッツ光の装置を接続してインターネットにつなぐようにして、内側には有線LANでMacとつなぐほか、ノートPCやスマートフォン、タブレットを無線LANで接続しています。(以前の記事: 「Time Capsuleでフレッツ光を使う設定」)

もともとデフォルトの設定で使っていて、周波数帯の2.4GHz/5GHzの違いは意識していませんでした。ある時、速度を改善できないかと思い、Bluetoothやら余所の無線LANやら電子レンジやらいろいろ電波が飛び交っているのが気になりだしたので、5GHz帯を使うよう設定してみました。この記事はその記録です。

結論から書くと、Macの「AirMacユーティリティ」から5GHz帯のネットワークの設定をすることで、スマホ(Arrows)やタブレット(iPad)から5GHzで接続できました。インターネットの計測アプリを試してみたら通信速度が上がったようです。また、2.4GHz帯しか対応していないPCからでもこれまで通り(2.4GHzで)接続できました。

Time Capsuleの設定方法

MacのLaunchPadの「その他」に入っている「AirMacユーティリティ」を開いて、Time Capsuleの設定画面を出して(「編集」を押す)、「ワイヤレス」をクリックすると設定できます。下の方に「ワイヤレスオプション」というボタンがあるので押すと、「5GHzネットワーク名」というチェックボックスがあり、「5GHz」と付加された形のネットワーク名(SSID)が出てきます。これを有効にすればOKです。編集した設定を「保存」しておしまい。

特に判断に悩むようなところはなく、トラブルもありませんでした。

スマホやタブレットからアクセス

この設定をすると、無線LANでアクセスする機器、スマホやタブレットからは、従来のSSIDと、それに「5GHz」を付加した名前のSSIDの両方が見えます。なので、「5GHz」の方を選択すれば接続できます。5GHzに対応しているかどうかは機器のスペックを参照のこと。無線LANのところの "802.11a/b/g/n" みたいな表記に "a" が入っていればOKのはず。

スマホで「5GHz」に接続して、インターネットのダウンロード・アップロードを速度を計測するアプリを何度か試してみたら、従来よりもはっきりと速くなっていました。素晴らしい。

なお、5GHz帯に対応していない機器 (カタログスペックに "802.11b/g/n" みたいに "a" 抜きで書いてある) では、従来と同じSSIDに接続できます。うちのはノートPCが対応していませんでした。残念。

使うべきかどうか

5GHzと2.4GHzでは、遮蔽物や距離の点で得手不得手の違いがあるようです。とはいえ、多分普通に自宅で使う際は5GHz帯を活用した方がいいことが多いんじゃないかと思います。2.4GHz帯は他の目的の電波(Bluetoothとか)もあれば、集合住宅のようによそのお宅の無線LANがバシバシ飛び交っているケースも多いでしょう。

今回試したところでは速度の向上というはっきりしたメリットがありました。やってよかった。

私は以前からテキストエディタとしてEmacsを使っています。元々はだいぶ前にUnixワークステーションで使い始めたものですが、Windowsに移植されたMeadowも使いましたし、最近ではEmacsの公式の配布物にWindows用バイナリも入っているのでそれも使っています。

WindowsでEmacsを使う上でよく分からない点のひとつがクリップボードの設定でした。他のWindowsアプリケーションとコピー・アンド・ペーストするのに、JIS X 0208にある文字を使っている分にはいいのですが、それ以外の文字、例えばJIS X 0213で追加された記号や漢字を使おうとするとうまくいかない。私はテキストメモに白抜き矢印(⇨)や蛇の目(◉)やチェックマーク(✓)などを多用するので(SKKで簡単に入力できます)、こうしたものがコピーできないのはつらい。

私の設定ファイル(.emacs)にはいつの頃からか set-clipboard-coding-system でクリップボードの文字コードを設定するように記述されています。昔から継ぎ足しながら受け継いできた秘伝の .emacs なのでいつ追加した記述かは分かりません。この指定が効いているようではあるのですが、utf-8 にしても shift_jisx0213 にしてもJIS X 0208外の文字は駄目なようで、ずっと放置していました(cp932は論外)。

どうやらこれは utf-16le にするといいらしいと最近分かりました。参考になるのはStack Overflowの記事: Which coding system should I use in Emacs? (真ん中ぐらいに小さな字でキモが書かれている)

この記事によるとutf-16leはデフォルトらしくて、つまり実は何も設定しなければよかったのかもしれません。

Windows 8.1を使って自分で試したところでは、utf-16leに設定したらJIS X 0208外の文字でも意図どおりにコピーできました。多分問題ないと思います。

(utf-16leにすればいいというのは最近のEmacsを前提とした話で、昔のMule-UCSを使うやつだとどうかはわかりません。でもそれはもういいか...)

Windows 7に添付のIMEで、JIS X 0213:2004で追加された「表外漢字UCS互換」10文字のうちのひとつ「繫」(第3水準、面区点位置1-94-94)の扱いがおかしいように見えます。

これは表外漢字字体表への対応のためにJIS X 0213の例示字形を変更しようとしたところISO/IEC 10646 UCS (Unicode)との対応に問題を生じるために追加された符号位置で、第1水準1-23-50の「繋」に対する「印刷標準字体」と呼ばれるものです。目を凝らしてみると左上部分の形が少し違うのが分かると思います。私は目が悪いのでこういうのは苦手ですが...。

Windows 7のIMEではこの字を入力できるのですが、「繁」と混同されているのか、「はんえい」と打鍵して変換キーを押すと「繫栄」なんてのが出てきたりします。

そんな言葉ないよねえ、とぐぐってみたら個人ブログや質問サイトなどで「繫栄」という字面が堂々と出てきたりするので、自分の方が勘違いしているのかと不安になったりもします。まあ、変換キーを押して出てきたものをそのまま使っているだけなのでしょう。Googleでは「繫栄」を検索すると「繁栄」も出てくるようになっています。

Windows 8.1ではそういう変換はされないので、間違いに気付いて修正されたのでしょうか。

以前、SKKの第3第4水準辞書のファイルSKK-JISYO.JIS3_4の冒頭のコメントにもこの字の取り違えをした記述があったので (今は修正済み)、ありがちな間違いなのかもしれません。

ご参考まで、こうした「表外漢字UCS互換」については拙著『プログラマのための文字コード技術入門』のp. 90で説明しています。あわせてご参照いただければ幸いです。

ASCII/JIS X 0201の0x5Cがバックスラッシュか通貨の円記号かによる「円記号問題」は、文字コードのトラブルとして大変ポピュラーなものです。拙著『プログラマのための文字コード技術入門』にも詳しく説明しています。これについてのちょっと変わったパターンのトラブルが先日ありました。

Windows機で、PowerPointに記された手順に従ってあるソフトウェアの設定をしていました。手順通り環境変数を設定してソフトウェアを実行したのですが、なぜか動かない。

環境変数に設定したのはプログラムのインストールされているディレクトリです。「C:¥hoge」のような形で、確かに正しいディレクトリが指定されています。

しばらく悪戦苦闘したのち気付いたのは、PowerPointの資料からディレクトリ名の文字列を環境変数にコピーしたときに、Windowsのディレクトリ区切りの円記号「¥」がU+005CではなくU+00A5だった、ということです。ああそんなことが...。

そもそもアメリカで開発されたWindows (というかMS-DOS)のディレクトリ区切りはバックスラッシュ、ASCIIにおける0x5Cだったわけです。ところがこの符号位置はISO/IEC 646の各国版において異なる文字・記号が割り当てられ得るものでした。ISO/IEC 646の日本版であるJIS X 0201ではバックスラッシュというマイナーな記号にかえて通貨の円記号が割り当てられたため、日本語版のDOS/Windowsではディレクトリ区切りが円記号という変な見た目になってしまいました。

WindowsがUnicode化されるとき、U+005Cは「本来はバックスラッシュの扱いなのだけども、日本語用のフォントでは円記号にしておく」という対処になってしまいました。一方、Unicodeにおける本来の円記号の符号位置U+00A5も当然存在しますから、日本語版Windowsでは円記号がU+005CとU+00A5の2箇所に (互換用いわゆる全角のも含めれば3箇所に) 重複符号化されているような格好になっています。

通常日本語Windowsで見かける (いわゆる「半角」の) 円記号はバックスラッシュU+005Cの仮の姿であることが多いので、今回のケースでも私は当然そう思ってコピペしたわけです。ところが案に相違して、ペーストされたのは本物の円記号(U+00A5)でした。それでは当然、ディレクトリ区切りとは扱われないわけです。 

Windowsのコマンドプロンプトで見ると、両者の違いを目視でつけることは私には無理だと思いました。下の画像です。

yensign-backslash.png

最後にcdコマンドでエラーになっているのは、"c:" の次に本物の円記号をペーストして実行したからです。目で見て原因に気付くのは無理だろうということに納得していただけると思います。

でもなぜ今回、コピー元のPowerPointの資料に本物の円記号が使われていたのかはわかりません...。

職場で使っているWindows PCには、デスクトップに「モニタの電源を切る」というアイコンがあり、ダブルクリックすると画面の電源だけ切ることができて地味に重宝しています。要はモニタの電源を切るだけのプログラムがあってそれへのショートカットになっているということでしょう。

こういうのはエネルギー問題が重要な昨今、良い機能だと思います。処理だけ走らせておいて画面は見ない、というような状況とか、ちょっと席を外す、といったときには画面の電源だけ切っておけば良いでしょう。

自宅で使っているMacで同じことができないのかなと思ってウェブを検索してみたら、おお、ありました。

キーボードの「Control + Shift + イジェクト」がそれに相当するようです。キー操作一発。

(イジェクト、って、キーあったんですね...。今まで気付かなかった!)

ちょっと、WindowsのControl-Alt-Delに似た感じがしますが気にしない。

Microsoft Outlookは電子メールと予定表(スケジュール)が一つのソフトになっています。画面の左下の方のボタンで切り替えられるようになっています。

outlook.png

それはいいのですが、ときにはメールと予定表を別々のウィンドウで開きたいこともあるでしょう。そういう操作ができるようには、ぱっと見には見えません。

ところが実は、「予定表」のボタン(?)の上で右クリックすると、コンテクストメニューが出て、予定表を別ウィンドウで開くことができます。おお! それを先に言ってくれよ。

知ってしまえばなんてことはないのですが、言われないと気付かないなあと思いました。

Macのキーボードの "delete" キーはいわゆるバックスペースの挙動になります。つまり、左側の字を削除してカーソルが左に戻るわけですね。一方、Windowsでいうdelete、つまりカーソル位置が移動せずに右側の文字を削除する操作は、独立したキーとしては用意されていません。

この、Windowsでいうdeleteの操作、多分できるんだろうけどどう操作すればいいんだろう、と思ってウェブを検索してみました。

それで分かったのは、Fn + delete を押すとその操作になるということです。ほかに、Control + d でも同じ操作になるということでした。

Fnキーで修飾するというのはいかにもありそうな感じですが、気になったのは後者の Control + d という方です。これはEmacsとかと同じなんでは。

それなら、C-d (←これはEmacs流の記法で、Control + d を意味します) 以外にも共通の操作があるのかなと思って試してみたら。

ありました。

  • C-b カーソルを左へ
  • C-f カーソルを右へ
  • C-a 行頭へ
  • C-e 行末へ
  • C-h バックスペース(deleteキー)と同じ
  • C-k カーソルより右側を全部削除

C-k で消した文字列は C-yでペーストされるようです。

これがどのアプリでもそうなのかはいまいち分かりませんが、Finderの検索窓とかでは効くようです。

複数行入力が可能なTwitterアプリの入力欄では、C-n (next line), C-p (previous line), C-o (open line)も使えましたが、これはOS標準の機能によって提供されているのかどうかは知りません (注: 私のMac歴は極めて浅いですのでそのつもりで)。

慣れ親しんだEmacsキーバインド (まあ、特殊といえば特殊なんですが) が使えるのはありがたいことです。

【2013/7/28追記】 その後、思い付いて、おそるおそる C-h を押してみたらきちんとバックスペースとして動作したので上のリストに追加しておきました。ヘルプが出てこなくてよかった(笑)。

Macで割と気に入ったのがMagic Trackpadです。

私はしばらく前からWindowsやLinuxではトラックボールを使ってきたのですが、試しにと思ってMacではMagic Trackpadを使ってみました。

最初はどんなものかと思っていましたが、ルーズに操作できる感じで、結構好きです。

特にスクロールが簡単なのがいいです。もっとも私が普段使っているトラックボールには、独立したスクロールホイールがないという、2013年に使う製品としてはかなり痛い欠点があるので、そのへんは差し引く必要があるかもしれません。ともかくMagic Trackpadでは、任意の位置を二本指で上下するだけでスクロールするので楽ちんです。そのほか、ウェブブラウザ (Safari) の「戻るボタン」のかわりに二本指でスワイプというのも楽で良いです。

もしかするとトラックボールよりも好きかも......と少し思いましたが、トラックボールに戻ってみると、ボールを転がす感触はほかにない心地よさだと再認識しました。トラックボールは最初少し慣れが必要だけども、独特の良さがあります。

元々トラックボールを使い始めたきっかけは、マウスを使っていたら右手の小指にしびれを感じるようになったことで、マウスを握って操作するのは手にとってあまり自然な格好でないなと思ったことでした。その点からすると、手のひらを下に向けた格好で操作するMagic Trackpadはマウスとあまり変わりないかもしれません。この辺はもうしばらく様子を観察した方が良さそうです。

なお、Windowsで使える同じようなタッチパッドもあるので、興味のある方は調べてみても良いでしょう。LogicoolのT650というのが評判らしいです。

最近、Macを使っています。本を書くために調査したことがあったとはいえ、今まであまり使った経験がなかったので、初めてのことが多いです。

つまずいたことのひとつに、日本語のローマ字綴りに使われる ō や ū などの長音符号付きのローマ字の入力方法があります。ウェブを少し検索すると、内閣告示の訓令式に使われる山記号 ^ のついた ô などの入力方法は出てきたのですが、ヘボン式で一般的なマクロンつきのアルファベットの入力方法が分からない。困った。

困っていたところ、Twitterで教えてくれた人があって助かりました。やり方は下記の通りです。(@jtshinentai さんに教えていただきました)

  • 「言語とテキスト」設定からU.S. Extendedを選択
  • そのうえで、option + a を押してから、o などの母音字を打鍵

長音符号に山記号 ^ を使う場合は、option + a のかわりに option + 6 を押します。

日本語入力モードと切り替えるのは command + space が便利なのだと思います、多分。

これで入力できます。私はFlickrにアップロードする写真にローマ字で地名などを記すことがよくあるので、簡単に入力できるのは助かります。

ただ、日本語の一般的な入力方式で ō などが入力できるようになっていないのは、日本語のローマ字入力が考慮されていないのかな......と、ちょっと寂しい気持ちになりました。

【2013/5/4追記】この記事を見た方から、訓令式の場合はWelsh (ウェールズ語)のキーボードが便利ではないかと教えていただきました。Welshでは、optionをおしながら a, e, i, o, uの母音字を押すと、直接にâ, ê, î, ô, ûが入力されます。また、マクロンつきのアルファベットを入力するには option + 0 を押してから母音字を打鍵します。@mori_taksi さん、ありがとうございました。

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