写真の著作権侵害の傾向と対策

ひとの写真を無断利用する「キュレーションサイト」などによる著作権侵害問題について、自分の経験と調査に基づいて、傾向と対策を記していきたいと思います。写真の著作権を侵害されている人の役に立てばと思います。

まだ作成途中です。おいおい内容を追加していきます。

著作権侵害の罰則

10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、あるいはその両方(著作権法第119条)。法人の場合は3億円以下の罰金(124条1項)。(2016年9月現在)

著作権侵害は親告罪ということが知られているが、出所明示義務違反は非親告罪。

引用について

他者の著作物を無断で利用できる例外として引用があります。引用として認められるには条件があります(著作権法32条)。

後者によると、引用として認められるには、質的・量的に主従関係があることが必要としています。つまり、他人の写真をいくつも大きく貼り込んで、申し訳程度の適当なキャプションを1行2行つけただけの「キュレーションメディア」は完全にアウトです。

また、ニュース記事を全文転載して「〇〇新聞より引用」というのは、引用とは言えません。

単なるコピペは引用とはいいません。

著作権侵害ウェブサイトへの対策

直接抗議する

連絡先やコンタクト方法が記されていればとりあえず直接抗議の意を伝えることができます。

ただし、適切に処理してくれるかどうかはわかりません。サイトによっては、私の写真の無断転載に抗議したら、当該写真をサイトから削除したものの、後日また平然と私の別の写真をコピペしてきたところもあります。

Google DMCA報告

自分の著作権を侵害しているサイトをGoogleに報告して、検索インデックスから外してもらいます。ページビューを食べて生きているパクリサイトには有効な方法と考えられます。

レンタルサーバ、ブログサイト、クラウドストレージの事業者への報告

著作権侵害に使用されているレンタルサーバ等の事業者へ報告して対処してもらう手があります。(プロバイダ責任制限法による)

すかしを入れる

コピペの抑制の効果を期待して、写真に自分の名前をすかしとして入れるようにしています。Adobe Lightroomを使っていれば、RAW現像してJPEGに書き出すときに任意のサイズやフォントですかしを入れることができます。

販売する

写真を使いたいならライセンスを購入して、定められた条件に則って使ってください。まともな企業はそうしています。

......と言えるようにしておくのは意味があるでしょう。売り物ですよ、あなたがそれをコピペすることは私に直接的な経済的損失を与えるのですよ、という意思表示。

損害賠償請求、訴訟

実際に提訴した人の体験談が読めます。

ポイントは、自分が著作権を持っていること、相手は日本で登記された会社であること、著作権侵害を知った日から3年以内、ということだそうです。

裁判に訴えるまでいかなくても、まずは無断使用に対して迷惑料を請求することもできます。同じ方のブログより。

参考

著作権について

著作権侵害対策について

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