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大通公園は札幌の中心に位置し、都心を南北に分ける起点となっており、西1丁目から西12丁目まで東西に長くのびています。原則として1丁目と2丁目、2丁目と3丁目といったように、各丁目の間は道路で区切られています。しかしただ1箇所だけ、西8丁目と9丁目の間はつながっています。

ここだけつながっている理由を以前は知らなかったのですが、Webサイトにある説明を見て、ここに彫刻家のイサム・ノグチの意志がはたらいていることを知りました。

ブラック・スライド・マントラ」と題されたページに記されています。

短い文章なのでリンク先を見てほしいのですが、かいつまんでいえば、札幌を訪れたイサム・ノグチは、彫刻作品を置く予定になっている大通公園を歩いて、いい公園だけど信号に止められるのが惜しいと言った。その後、作品を置く場所として、当時は道路だった西8丁目と9丁目の間を指定した。それによって、札幌市は8丁目と9丁目の間をつないで、そこに作品を設置したというのです。

ということはつまり、大通公園が道路によって寸断されていなければいいのにとこの芸術家は考えて、わざと8丁目と9丁目の間を指定したということなのでしょう。

ここに設置された作品はブラック・スライド・マントラといって、子供たちが遊べるすべり台になっています。実際にすべり台として使用されています。

イサム・ノグチの意志によってこの空間はほかよりも広々としたものになったわけですが、私が思うに、ほかの丁目もつないでしまえばもっと良くなる。

全部とはさすがに言わないし、花壇でなく森にして川も流せといった急進的な主張をするつもりもないけれども、例えば、6丁目と7丁目、4丁目と5丁目といった具合に、1丁目おきに道路をつぶしてつないではどうでしょうか。

道路をふさぐというのはきっと一部から反対意見が出ると思うのだけど、公園としての機能を高めるには絶対に良い効果がある筈です。都市生活には公園が欠かせない。良い公園を持つことは良い都市に欠かせないことです。

是非とも、札幌の顔である大通公園の魅力を高めてほしいと思います。

清田区にLRTを?

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ローカルな話です。興味のない人ごめん、と先に謝っておきましょう。

三井アウトレットパーク札幌北広島がオープンして大層賑っているそうです。札幌と冠しているもののぎりぎりのところで札幌市ではなく、隣の北広島市のエリアです。北広島ICの近くのようです。

この付近には鉄道路線がありません。案内のサイトを見ると「便利な公共の交通機関で」といっているものの、福住駅からバス19分というのが便利なうちに入るのかどうか。まあ、車で来店することが想定されているのでしょう。

隣接する札幌市清田区から国道36号でつながったこの界隈には結構大型の商業施設があるのですが、やはりみな車の利用が想定されているようで、利用者もそれを疑問に思っていない節があります。(私は札幌を離れて久しいので最近の状況には疎いのですが、多分あってるでしょう)

清田区というのは札幌10区の中で唯一鉄道路線の存在しない区です。だから辺鄙なのかというと必ずしもそうではなくて、札幌都心部と新千歳空港を結ぶ線上にあるという地の利のためか、住宅地が結構開発されています。で、住民はみな車で行き来しているわけです。

地図を見ていると、どうしてもこの辺に鉄道路線を引きたくなる。高齢化社会と環境時代を見据えたら、車一辺倒からは脱脚したい。

地下鉄東豊線の清田方面延伸というのはずっと前から言われていることですが、人口減少が予想される中、それはかなり厳しい。来るか来ないか分からない、来るとしても何十年も先になるような地下鉄を当てにするよりも、LRTでもさっさと引いてしまった方がいいのではないかと思います。

清田区の大型商業施設をひととおり回るようなLRTの路線を作って、既存の地下鉄駅、具体的には福住と大谷地につなげてしまう。冒頭の三井アウトレットは清田区をこえて北広島になるけど、そのへんまで全部つないでしまえばいい。福住につないで都心部に行きやすくするのは勿論のこと、大谷地につながれば新札幌駅さらには新千歳空港へのアクセスが改善する。と思うのですけどどうでしょう札幌の人。

ちなみにこういう鉄道路線妄想系の話題は多くの人の想像力を刺激するものらしく、勝手に鉄道建設というWikiサイトではいきなり「国後新幹線」なるものが構想されていて度肝を抜かれます。

闇の中に浮かび上がる光の模様。宇宙飛行士・野口聡一さんが撮った札幌の夜景というものを知りました。綺麗です。

この写真は上の方が北東方面ですね。札幌を中心として、左側の方が日本海、下側の闇は山地です。札幌から左下の方につながっているのが小樽、一方、右側へ伸びた先は恵庭、千歳でしょう。上側、江別方面は雲に遮られているようです。

中心部分のひときわ明るいのがススキノで、その左上近くの黒い穴は北大。このふたつの対比が面白い。

札幌中心部の街路が直交しているさまが光の模様となって見て取れます。中心の方をじっと見ていると吸い込まれそうな錯覚さえ感じます。

円山動物園では写真だけでなく動画も撮ってきました。元気に動き回っているのが分かると思います。

動物とは動く物。動画に撮ると、いきいきした様子が伝えられて良いですね。

ただ、動物の動画を撮ると、いつまでカメラを回していればいいのか判断に迷います。この動画は倍以上撮っていたのを編集して短くしました。

ホッキョクグマその1 正月休みに札幌の円山動物園に行ってきました。冬といえばホッキョクグマ。雪のある方が見栄えがする動物です。いま円山動物園には子熊2頭がいて、親子で人気を集めています。少し前までは本当に小さかったようですが、見に行ったときは既に結構体が大きくなっていました。でも振る舞いは子供。ぽてぽて転がったり、物で遊んだりしています。

寒い季節の方が元気なのか、盛んに動き回ったり、あるいはポーズを取ったりしてくれて、愛嬌を振りまいていました。写真の撮り甲斐もあるというものです。が、動物のいいショットを撮るのはなかなか難しいとも思いました。いつどう動くのか分かりませんからね。

ホッキョクグマその2 聞いたところでは、子熊2頭はいずれ他の動物園に引っ越してしまうそうで、冬に見られるのは今季限りだそうです。見たい人は早めに行くと良いでしょう。ちなみにこの親子以外にもホッキョクグマはいます。ホッキョクグマ以外の熊もいるのですが、見に行ったときは大人しくしていて、一番人だかりができていたのはこの親子でした。

クラウド・コンピューティングの進展に伴って、データセンターを新設・拡大する動きがあります。なかでも目を引くのが、寒冷地への設置です。

データセンターでは機器を冷却する必要がありますが、この冷却にかかる電力はセンター全体の消費電力の3分の1程度を占めているといいます。冷却が効率的にできればそのぶん電力は少なくて済みます。環境にやさしいということです。

寒冷地に設置するというのはつまり、効率的に冷却するために、データセンターを寒冷地に置いて冷たい外気を利用するという目論見です。さらに、雪を使った冷却方法も考案されています。

北海道の石狩市ではデータセンターの誘致を進めています。先日12月14日には市議会で「石狩市グリーンエナジーデータセンター立地促進条例」が成立しました。税金の免除や設備への助成によってデータセンターを誘致するものです(関連記事「「グリーンエナジーデータセンター」誘致 石狩が推進条例 」)。

石狩市のウェブサイトにはデータセンター誘致の案内もあります。

石狩市は札幌の北隣に位置する日本海に面した街です。雪は多いです。というのは、日本海を渡ってきた水分を含む空気が冬の季節風によって直撃するためです。この豊富な雪を利用して、データセンターの冷却に使ってやろうというのが石狩市のプランです。

石狩市ではないようですが、日本ユニシスが北海道にデータセンターを新たに設置したというニュースがあります。(「日本ユニシス、北海道にDC構築 - 電力使用量は東京の6割強、PUEは1.19」)。日本ユニシスの発表を見ると札幌のようです。

このニュースによれば電力の効率を示す指標のPUEは1.19とのことです。記事にはPUEは2.0を切れば優秀と書かれています。城田真琴『クラウドの衝撃』によれば、業界団体の「グリーン・グリッド」の設定する目標値が1.6で、同書が優秀だとするHPの事例でも1.25なので、1.19というのは相当に優れているといっていいと思います(もっとも日進月歩の業界なので、2009年2月発行の同書の記述がいつまで有効なのか私には判断がつきません)。ニュースを読む限り日本ユニシスのデータセンターは雪を使ってはいないようですから、雪を使うタイプのものではもっと効率が上がるのかもしれません。

ホームページのバナーに使っている画像は、札幌市南区の滝野すずらん公園を訪れたときに撮影したものです。もともとは下の写真です。上の部分を切り出したものをホームページでは使っています。

滝野すずらん公園の写真

この斜面にはいろいろな花が植えられていて、季節に応じてさまざまに咲くようです。ようです、というのは、まだ一度しか行ったことがなくて、さまざまに変わる様子を自分の目で見ていないためです。

てっぺんの建物はカントリーハウスといって、レストランやレンタル施設が入っています。行ったときには気付かなかったのですが、この建物の形にはちゃんと理由があります。

滝野の歴史を記したページを見ると一目瞭然です。この地が公園になるよりずっと前、明治の頃にはここに製材所がありました。その建物の形をモチーフとして、公園のカントリーハウスが作られているというわけです。

新しい建物を建てるにしても、こうして過去の歴史とのつながりを持たせるのはとてもいいことだと思いました。