ウェブの最近のブログ記事

このサイトではMovable Typeを使っているのですが、どうもこのソフトは一部の記号を勝手に置き換えてしまうことがあるようです。

例えば、JIS X 0208にもある左右を区別する二重引用符を記すと、勝手に、左右の区別のないASCIIの二重引用符に変換されてしまいます。

また、やはりJIS X 0208にもある全角ダッシュを記すと、ASCIIのハイフン (所謂「ハイフンマイナス」)の2つの並びに変換されてしまうようです。

そういうわけなので、当サイトの記号類の記し方は、必ずしも著者の意図通りでないことがあります。と、誰も気にしなさそうなことを一応お断りしておきます。

Movable Typeのブログ記事のページに、関連する記事へのリンクを自動的に付ける方法がないものかと思い立ちました。ざっとウェブを検索してみたところ、いくつも出てきます。ここでは7つほど紹介してみましょう。ちなみに私は1番目の方法をとりあえず採用してみました。

検索で出てきたものをかき集めただけで、ほとんど精査していません。したがって、実際には使えないものがあったり実質的に同じものを別もののように扱ってしまっているかもしれません。もし間違えなどあればコメント欄などでお知らせいただけると幸いです。

  1. TagSupplementalsプラグイン
    説明:

    記事につけられたタグを利用するもの。プラグインはここ: TagSupplementalsプラグイン

  2. MT4.1から追加されたMTSetVarBlockタグを使う。プラグイン不要。
    説明:

    同じカテゴリの記事を自動的に表示する。

  3. RelatedEntriesプラグイン
    説明:

    同じカテゴリの記事がランダムに出るらしい(※1による)。

  4. RelatedEntriesプラグインその2
    説明:

    手動で記事同士を関連づけるらしい。

  5. Webiki
    説明:

    キーワードに基づいて関連記事を自動表示するプラグイン。 キーワードはWikiNameで指定。日本語キーワードは使えないらしい?

  6. タグ・カテゴリから関連記事を表示するモジュール
    説明:

    タグのついていない記事についてはカテゴリを利用する。

  7. 同じタグのついた記事をプラグインなしで一覧する
    説明:

    (2)と同じような仕組み?

さて、どの方法を採用するにしても、タグなりカテゴリなりを適切につけてやる必要があります。このブログでは割合いいかげんにタグをつけてきたので、過去の記事についてはあまりうまく関連記事が出てこないかもしれません。今後は見直す必要があるのでしょう。

WebやWeb広告の普及とともに、プライバシーが問題になることがあります。Web広告業者の行動がときにプライバシーの観点から軋轢を生むこともあります。

Webとプライバシーについて触れた記事などを見ていて残念に思うのは、プライバシーの歴史についてきちんと調べずに自分の主観的な印象だけで書かれたものが多いことです。

Web広告業者寄りの主張には、プライバシーの概念は時代とともに変わるものだから、今問題とされることもいずれ問題でならなくなる、といったものを見かけることがあります。こうした主張は、プライバシーの歴史を知らずに書かれたものと思います。

歴史の教えるところでは、法的な意味でのプライバシー権という概念は、19世紀に印刷や電信技術の発達によって可能になったイエロージャーナリズムとともに生まれたものであり、20世紀後半には情報通信技術の発展によって意味内容を拡大されました。発生した頃のプライバシー権とは「ひとりにしておいてもらう権利」という消極的な意味であったのが、20世紀後半には「自分についての情報をコントロールする権利」という、より積極的な概念へと拡張されました。(参考: 堀部政男「プライバシーと高度情報化社会」岩波新書、名和小太郎「個人データ保護――イノベーションによるプライバシー像の変容」みすず書房)

つまり、Web広告擁護の主張とはむしろ逆に、技術が進展するほどプライバシー保護の必要性が認識されてきたのです。

この歴史を敷衍するならば、近い将来、Web技術の濫用によってプライバシーが脅かされる機会が増えるほど、プライバシー概念はより強化されていくという想像が可能です。

権利というのは大体において、何か人間にとって大事なものが脅かされていると感じることを、今までに無い言葉で明文化することによって発見・定式化されるものだと思います。まだ名前のついていない脅威が迫ってきたならば、それに応じた新たな権利概念が発明されるはずです。例えば、昔は日照権という概念はありませんでしたが、技術の進歩によって高い建物が簡単に建てられるようになることでその概念が発見ないし発明される、という具合です。

先日、東京で情報処理学会の全国大会がありました。その展示ブースを見ていると、プライバシーに配慮した技術というのが売りになっているものが複数見受けられました。今後、プライバシーへの配慮を欠いた技術は競争力を失っていくのかもしれません。

ただ、日本において懸念されるのは、技術を熟知したプライバシー擁護団体が存在しない(ように見える)ことです。アメリカという国は、欧州諸国と異なり、プライバシーよりも商売を優先する企業が幅をきかせているような印象があります。しかしその一方では、EFF (電子フロンティア財団)のように、ネット空間の自由を守る一環としてプライバシー保護に目を光らせている団体が活動してもいるのです。自由とプライバシーにはどういう関係があるか。プライバシーは自由の基礎なのです。このことが日本で十分に理解されているかどうか。

本当は、「吐噶喇」のような単語には「吐噶喇(とから)」のようにルビを振りたいのです。ルビは難しい読み方をすっきりと示すのに役立ちますし、日本語学習中の人に対しても大変有効です。

ただし、HTMLのルビは、XHTML 1.1でようやく仕様に入ったもので、このサイトで使用しているXHTML 1.0には入っていない。ではXHTML 1.1にすればいいかというと、それはそれで面倒です。かといって、XHTML 1.1でないからルビを諦めるというのも、残念な感じがします。

ちなみに、読売新聞のサイトは「XHTML 1.0にして、(XHTML 1.0としては未定義の)ルビタグを使用」(文書型定義に違反)という方針を採用しているようです。

DTDに従った解析を行わないのならば、この方法が手軽だと言えるでしょう。ブラウザはDTDに従った解析なんて行わないので、ブラウザで見えればいいやという向きにはこれでいいことになります。

当サイトでも、この方針でいくと思います。DTDに対する妥当性よりもルビの利点の方が重要ではないかという判断です。XHTML 1.1に簡単に移行できるならそうするかもしれませんが。

もっとも、Firefoxはいまだにルビに非対応で、アドオン「XHTMLルビサポート」が必要という状況なので、どんな方法であれルビタグを書いたからといってみんなにルビが見えるわけではないというのも、すっきりしない状況ではあります。