停電対策として自宅にUPSを導入した話

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私は写真撮影が趣味で,撮影した写真は自宅のNASに保管しています。梅雨や台風等で落雷の多くなる時期を前にして,また東北から関東にかけてしばしば地震が発生していることから,停電対策としてUPSを導入しました。

自宅にUPSは必要か

そもそもそれって必要か? というのが最初の問題です。NASは常時稼働していて,深夜に外付けHDDにバックアップを取っています。停電があったときに,両方のデータがいっぺんに救出不可能な損害を受けてしまうことはあまりないのではと思います。とはいえ,そもそも何も損害を受けないに越したことはないので,やはりあった方が良いのだろうと思います。

また,2018年の北海道地震で長時間の停電があった際には,UPSからスマホに充電したという話も聞きます。そういう使い方も想定されるでしょう。

クラウド化がどんどん進んでいく時代に,自宅のコンピュータ設備にこれからあまり手間とお金をかけるのもなぁ......という気持ちもだいぶあるのですが,今のところはまだ何でもクラウドというわけにもいきません。少なくとも今後何年かは自宅のコンピュータやストレージをきちんと運用する体制がいるように思います。

どんなUPSが良いのか

UPSの種類とその特徴については様々な記事がウェブ上にあるのでそちらにおまかせします。私が選んだのは,常時商用給電方式,正弦波出力のCyberPower CPJ500です。(なおAmazonにはラインインタラクティブ給電と書かれていますが誤りだと思います。メーカーのサイトには常時商用と記されています)

給電と雷サージ対応の口が6つあるので,NASやHDDやPCをつないでも大丈夫。事前に使用機器の電力を確認してからモデルを選んだわけですが,実際に接続してユーティリティプログラムで見てみると電力にはだいぶ余裕があるようです。

NASとの連携

停電が発生して商用電源からバッテリーに切り替わった際,給電できるうちに接続機器を安全にシャットダウンする必要があります。そのために,UPSとNASをUSBケーブルで接続しておいて,自動的にNASをシャットダウンさせる機能があります。

私はSynologyのNASを使っていますが,このための設定は実に簡単です。NASのコントロールパネルから「UPSサポートの利用」にチェックボックスをつけるだけで済んでしまいます。他のメーカーのNASにも同様の機能があるでしょう。

nas-ups.png

PCのシャットダウン

NASと一緒にUPSから電気をとっているPC (Mac)は手動でシャットダウンすればいいかなと思っています。MacをUSBでつないで自動シャットダウンさせることもできますが(「システム環境設定」から設定できます),UPSにUSBでつなげるのは1個だけなので,NASが優先です。NASと違ってMacが稼働している時は私がすぐそばにいるはずなのでまあいいだろうと。ウェブを検索すると,複数の機器の間で信号を送って自動シャットダウンさせる方法もあるようです。このへんはおいおい考えるかもしれません。

「その日」に備えて

接続したら,あとはUPSのことは気にせず普段通りにPCやNASを使うだけです。いつかこの備えが役立つ日が来るのかもしれないし,来ないかもしれません。

私は関東地方に住んでいますが,先日は東北の地震で東京電力管内の複数の地域で停電が発生しています。また今年の夏とその先の冬は関東を含む多くの地方で電力逼迫の懸念が報じられています。備えがあるに越したことはありません。

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