任俠の第3水準漢字

| コメント(0) | トラックバック(0)

ユーモラス、と言っていいのか分かりませんが、興味深いニュース記事がありました。

この記事の伝えるところによると、「「任●(にんきょう)団体山口組」(●は「侠」の旧字体)が、組織名を「任侠(にんきょう)山口組」に変更する通達を流していた」のだそうです。その理由として、「表記される際、「侠」の旧字体が正しく表記されないケースがあったことに不満を募らせたとみられる」と書かれています。

「「侠」の旧字体」は、当ブログ記事の題にあるように「俠」です。この字はJIS第3水準、面区点番号1-14-26にあります。人名用漢字にも入っています。

SKKの第3第4水準漢字辞書では「にんきょう」から「任俠」に変換できます。Macでも入力できます。もうこうした第3第4水準を避ける必要はないでしょう。

UTF-8のようなUnicodeの符号化方式で扱えるのはもちろん、JIS X 0213の符号化方式、EUC-JIS-2004Shift_JIS-2004で問題なく符号化できます。PythonやPHP, libiconvなどのコード変換はこれらの符号化方式に対応しています。

もっとも、上記のリンク先でもいまだに「●は「侠」の旧字体」のような読みにくい注釈を施しているのは残念なことです。JIS X 0213の全ての文字を扱えることがこれからの日本語処理の必須条件だという硬派な思想でビシッと筋を通して、第3水準漢字の組織名をいつでもどこでも使えるようにするのが良いのではないかと思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yanok.net/yanok/mt-tb.cgi/640

コメントする

最近のブログ記事

Jアラート訓練メールで文字化けとのニュース
一昨日のことですが、中国・四国地方から文…
任俠の第3水準漢字
ユーモラス、と言っていいのか分かりません…
ふるさと納税で奥尻島のワインを頂きました
奥尻島は北海道の南西の方に浮かぶ島です。…
電子マネーの優先順位を考える
このブログを電子マネーとクレジットカード…
電子マネーiDの隠れたお得
iDというのはSuicaやEdyのような…

広告