2017年7月アーカイブ

奥尻島は北海道の南西の方に浮かぶ島です。函館から飛行機で、また江差町からフェリーでアクセスできます。北海道の中では温暖な気候です。また、日本書紀に記されている安倍比羅夫が粛慎と戦った島だと考えられています。自治体としては奥尻町が島ひとつをカバーしています。

1993年の北海道南西沖地震でこの島は地震・津波・火災の大災害に見舞われました。当時私が住んでいた札幌は奥尻から遠く離れていますが震度3くらいあって、ちょうど風呂に入っていた時に大きめの揺れがきたのでよく覚えています。翌朝に見た被災地のテレビ映像は忘れられません。大津波が町を襲った後に火災が来るという、のちに東日本大震災でも見ることになる現象を私はこの時初めて知りました。この大災害の後、島では復興の意味もあって新たにワインを作るようになったそうです。

今回、奥尻町へのふるさと納税でこのワインを頂きました。もともと漁業の盛んな地域でウニやアワビが特産だそうですが、海の幸とワインを合わせてみるのもいいかもしれません。

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奥尻島ではワイナリーの見学もできるとのことで、旅行の際に行ってみるのも良さそうです。

大都市部から地方の支援ができて特産品のPRにもなるふるさと納税は今後も活用していきたいと思います。

このブログを電子マネーとクレジットカードの情報サイトにするつもりはないのですが、最近考えていることを少し整理。

電子マネーが増えていてスマホに色々入れることができるのですが、あまり多いのも無駄が発生するし管理の手間がかかるので考えものです。私もつい新しいものを試してしまうのでスマホの中が肥大化しがちです。そこで優先順位をつけて考えたい。以下は私なりに考えた優先順位とその理由です。何かの参考になれば幸いです。なおここではおサイフケータイのようにスマホ・携帯電話に入れることを前提としています。

最優先: iD または QUICPay

この2つはポストペイ型と呼ばれるもので、要はクレジットカード決済をスマホのタッチだけで行うものです。チャージしないで使えるので最も使い勝手が良い。また、チャージによるリスクもありません。(ここでいうリスクについては別記事参照: 「電子マネーiDの良さが今更ながら分かった」)

iDはNTTドコモと三井住友カード、QUICPayはJCBという違いがあります。手持ちのカードによってどちらを (あるいはどちらも) 使えるかが変わってくるでしょう。ちなみにiPhone の Apple Pay (Apple版おサイフケータイ) ではクレジットカードを使うのにiDかQUICPayを使うことになります。

次点: 交通系 特にSuica

iD・QUICPayで全て済めばいいのですが、そういうわけにもいかない。電車に乗るのにiDでは改札を通れないので交通系ICカードが要ります。

スマホに入れるのにはモバイルSuicaしかないようです。カードを別に持つならICOCAやKitacaなどでも。

オプション: 流通系 nanaco, WAON等

流通系電子マネーという言い方があるかどうか知りませんが、セブンアンドアイのnanacoやイオンのWAONのようなものを意図しています。こういうのはスーパーによって割引の日が設定されていたりします。nanacoは8の付く日にイトーヨーカドーで5%オフ、WAONは20日・30日にイオンなどで同様に5%オフになるなどの特典があります。

このカテゴリの電子マネーは特に必要というわけではありませんが、自分のよく使う店に応じたものを持つのも良いでしょう。

おわりに

この手の電子マネーやクレジットカードには何やかやと誘惑されるような特典があったりしますが、カードが増えたために却って手間が増えては本末転倒ですし、チャージした電子マネーの種類が多いほど「チャージしたけど使ってない」金額が増えることになってしまいます。ポイント還元率のちょっとした違いなどはあまり気にせず鷹揚に構えて、あまり振り回されない方が結果的に得かもしれません。

iDというのはSuicaやEdyのようなチャージして使う電子マネーと比べてあまりメジャーでない印象があるのですが、要するに自分のクレジットカードの決済をスマホのタッチひとつで行うものなので、チャージ不要で便利なものです。

使ってみると実は色々お得が隠されていることに気付きます。

dカードminiとローソン

dカードminiというものがあります。ドコモの携帯電話やスマホにちょちょっと設定するだけでiDが使えるようになるものだそうです。私は全然知らなかったのですが、これには意外なお得メカニズムが隠されています。

普通、iDを使うには自分のクレジットカードの会社に申し込んでiDのための番号を発行してもらう必要がありますが、dカードminiの設定をするとそれなしにiDが使えるようです。クレジットカードを登録しないなら請求はどうするのかというと、ドコモの携帯料金と一緒に請求されます。

ここでドコモの料金をクレジットカードで支払っていると、dカードminiの買い物もあわせた分だけクレジットカードのポイントが付きます。なおかつ、dカードminiの買い物200円につきドコモのdポイントが1ポイント付きます。両方のポイントが付くわけですね。これは普通のクレジットカードでiDを使う分にはない利点です。

なおかつ、ローソンとdカードのタイアップがあって、いつまでなのかは分かりませんがdカードでローソンの買い物が3%オフというキャンペーンがあります。これはdカードminiにも適用されるので、ローソンをよく使う人には良いでしょう。

ただしdカードminiは1か月に使える金額が最大でも3万円だそうなので、あくまでも「mini」なのでしょう。

セゾンiDで永久不滅ポイントが2倍、セブンイレブンだとさらに...

セゾンカードはiDに対応しています。セゾンカードで買い物をすると付与される永久不滅ポイントが、iDでは2倍になります。iDを使うだけでセゾンカードが高還元カードの仲間入りです。

あと、なかなか不思議に感じたのですが、セゾンカードをセブンイレブンやイトーヨーカドーで使うと、永久不滅ポイントとは別に、自分のnanacoにポイントが付く、というサービスがあったりします。nanaco番号をあらかじめウェブサイトから登録しておく必要があります。各種ウェブサイトの情報によると、セブンイレブンでは決済にiDを使ってもこのnanacoポイント付与の対象になる、ただしイトーヨーカドーではならない、ということだそうです。何でこういう違いがあるのかは知りませんが、セブンイレブンではセゾンiDを使うと永久不滅ポイント2倍なおかつnanacoポイントが付く、ということのようです。クレジットカードの世界は不思議が多い......。

iDバリュー

これは三井住友VISAカードでiDを使う場合のサービスらしいのですが、キャンペーン特典やカードのポイント交換でキャッシュバックされるような時のポイント残高のようなものと思えば良いでしょう。iDの請求額と相殺されます。例えばポイント交換でiDバリュー500円分をもらって、当月のiD請求額が2000円だったら、500円を引いて1500円が請求されます。ただしiDバリューには3か月といった有効期限があるのでそれまでiDの請求がないと無効になってしまいます。

おわりに: もっとアピールしても良いのでは

iDはせっかくの良いサービスなのにアピールが不十分という印象があります。頑張れiD!

以前もiDについて書いたことがあります。興味を持った方はこちらもどうぞ:

(追記) 電子マネーについては下記の書籍が面白い読み物でした。興味のある方はどうぞ:

Java 9では国際化機構で用いられるリソース文字列のファイル表現の文字コードとしてUTF-8がデフォルトで使用されることになるそうです。従来、ISO/IEC 8859-1がデフォルトであるためにUnicodeエスケープが必要となり、外部ツールで日本語テキストを「\u3042」のようなエスケープ文字列に変換する煩わしさがありましたが、ようやく解消されることになります。

Javaには古くから国際化のための枠組みが用意されています。その最も基本的な機構となる、多言語のメッセージ文字列を用意する仕組みとしては設定ファイルなどに用いるプロパティファイルという形式が用いられています。ところがこのファイルはデフォルトの文字コードがISO/IEC 8859-1という西欧向けの1バイトコードなのでした。

このため、JDKではnative2asciiというツールが提供されて、Shift_JISやEUC-JP等の文字コードからUnicodeエスケープを用いる形式に変換できるようにされていました。また統合開発環境のEclipseにはプロパティエディタというプラグインが開発され、コマンド操作なしにあたかも直接漢字を記述できるかのような操作が可能になっています。とはいえリソースファイル自体はもちろんUnicodeエスケープなので、普通のテキストエディタで表示すると欧文以外は全く読めないものになります。

Javaのプロパティファイル自体はUTF-8で記述されても読み込めるように既になっていたのですが、その重要な用途である国際化のリソースファイルとして読み込むResourceBundleクラスではなぜかISO/IEC 8859-1がデフォルトという状態が長く続いていました。実は自分でクラスを定義して一工夫してやるとUTF-8にできるという裏技(?)もあったりしたのですが、そういうのはデフォルトで提供してほしいものです。(この辺のことは拙著『プログラマのための文字コード技術入門』第7章に記しています)

オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるPlay Frameworkではリソースファイルにわざわざ別の仕組みを用意してUTF-8で直に書けるようにしています。リソースファイルがもっと早くUTF-8で符号化できるようになっていたらこのような措置はとられれなかったかもしれません。

遅きに失した感はあれども、ともかく改善されることになって良かったです。

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