電子マネーiDの良さが今更ながら分かった

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iDとはどんなものか

電子マネーというとSuicaやEdyを思い浮かべることが多いでしょう。これらは事前に入金(チャージ)しておいて使います。一方、ポストペイ型電子マネーと呼ばれるiDやQUICPayというものもあります。これらは名前はずっと前から知っていたものの、どういうものなのかは何だかよく分からないでいました。Suicaで困らないし、まあいいや、と。

ただ最近機会があってiDを使うようになって、ああそうかこういうものだったのか、と今更ながらに理解しました。率直に言って、もっと早く使えば良かった。

思うに、iDを「電子マネー」と呼ぶから分からなくなるのではないか。利用者視点で単純化して言えば、iDとは「自分のクレジットカードの決済をスマホのタッチだけで行う仕組み」です。

ただしどのカードでもいいわけではなく、対応しているものに限られます。三井住友カードやセゾンカード、UCカードなどが対応しているそうです。(2017年5月27日追記: ほかにも道銀カードや横浜銀行、沖縄銀行など多数の地方銀行のカードも対応しているそうです)

上記の説明は例外をいろいろ省略しています。例えば携帯電話でなくてカードのタッチで決済したり、あるいはクレジットカードの契約なしに使う方法があったりもするようです。ただおそらく普通はスマホにカード情報を登録する使い方が多いだろうと思います。また実際にはいきなりカード番号そのものをスマホに入れるような運用ではなく、iDとしての番号 (iDのID番号?)を用います。この発行が必要なので、使い始めたいと思ったとき、カード会社に連絡して使えるようになるまで少々時間がかかるようです。

チャージ不要の2つの利点

利点は事前のチャージが要らないことです。通常のクレジットカード決済と同じで、iDに登録したカードに請求されます。チャージ不要というのは2つの意味で有利です。

1つは、残額を気にしなくていいこと。モバイルSuicaのようにスマホからチャージできるのは便利ですが、それでも、いくら入っているかを時々気にする必要がある。オートチャージ機能もありますが、あれは発動するタイミングが駅の改札だけらしいのと(使ってないのでよく知りません)、ちょっと高めの買い物だと結局残額を確認することになるでしょう。そういう煩わしさから解放されます。

もう1つは、チャージによるリスクを負わなくていいことです。ここでいうリスクとは、例えば、チャージしたものの使わずに退蔵してしまったとか、その電子マネーの使える店舗が減ってしまったとか、あるいは運営企業のビジネス上の判断によって使い勝手が悪くなったり価値が減ったり、極端には無価値になったりということもありえるでしょう。

そこまでいかないにしても、例えば1万円入金して1年間全く使わなかったとしたら、利息が付くわけではないので、同じ金額で個人向け国債を買えば最低でも金利0.05%分つまり5円増える(税引き前)のと比べると損しているとも言えます。

だから実はチャージしないで支払える方が利用者側にとっては良いと言えます。ただ、クレジットカードによってはモバイルSuicaへのチャージでポイント還元率が1.5%とかになっているのはその分のリスクプレミアムとみなせなくもないのでそこをどう評価するかが問題かもしれません。

おわりに

電子マネーやクレジットカードは、コンビニやスーパーの少額決済では現金をジャラジャラいわせるよりもスムーズで手早く済むこともあり、積極的に活用していきたいところです。iDはその有力な選択肢といえます。

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