2017年4月アーカイブ

大学カードというものがある

今や生活に欠かせないクレジットカード。ネットでの買い物には特によく使います。

使うと大学の支援になるクレジットカードがあります。カードで買い物をすると購入金額の一部がカード会社に手数料として支払われますが、その一部が大学の活動の支援に回されるというものです。大学カードと呼ばれるようです。どれくらい広く知られているものかよく分かりませんが、私は最近知りました。

こうした大学カードは、カード会社と大学が提携して発行しています。その大学の卒業生や教職員、あるいは学生の父母が発行対象となります (カードによって異なります)。在校生は対象でないことが多いように見受けられます (この点もやはりカードによって異なるでしょう)。

大学の支援になるだけでなく、利用者向けの特典として、大学の施設の料金の割引や、近隣のお店の優待などが用意されていることもあります。

どんな大学にあるか

国立大学では、北海道大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学などに大学カードがあります。

例えば北海道大学カードの場合、カードの手数料から、奨学金や留学支援金、課外活動への費用援助等に活用されるとのことです (北大カードのページより)。カード利用者の負担なしに母校の支援ができるのはうれしいですね。

自分の母校にこうしたカードがあるかどうか、ネット検索してみるとよいでしょう。大学カードの情報を集めたサイトもあります。

どれくらいの額になるのだろう

ただ、支援といっても、ひとりの額としてはさほどにはならないのではないかなとも思えます。カード利用時に何パーセントが寄付されるのか具体的な数字が書かれていないので憶測ですが、例えば仮に1%だとすると、年間10万円使ったとしたら1,000円でしかありません。もちろん、実際のパーセンテージや利用額によって様々に変わり得ますが、ざっくり言ってそのオーダーだと思って大きくは違わないのではないでしょうか。

それなら自分で大学に何万円かさっさと寄付した方が手っ取り早い、というのもあり得る考えです。(北大の場合は北大フロンティア基金)

ただ、自分の意思で重い腰を上げて寄付するのと違って、普段の生活の中で意識せずに少しずつ寄付されていくという仕組みは、使う人が多いほど威力を発揮しそうです。

曖昧な言い方が好まれる風潮があると感じています。しかし、仕事の文章のような正確さが重要になる場面でまでぼかした言い方をするのは望ましくありません。説明や論述の文章では言葉の明晰さを重視すべきです。

「など」という言葉は曖昧にするのによく使われます。ここではこの言葉の使い方を取り上げます。

「など」と書いたら、「ほかには何が」と問う

「リンゴやミカンなどを買ってきた」というと、ほかにはバナナやイチゴもあるのかな、と思います。このように、「など」という言葉は、「ある語に添えて、それに類する物事が他にもあることを示す」(広辞苑) ために用いられます。

しかし、必要もないのに「など」をつけてしまう例が時折見受けられます。会話の中で思いつきでしゃべっているような時はともかくとして、ある程度正確さが要求される文章では、「など」と書いたら「ほかには何があるんだっけ?」と考え直してみましょう。もし、該当するものが既に挙げたものしかないなら、「など」は要りません。

例をひとつだけでなく複数出す

上の例文、横着して「リンゴなどを買ってきた」と例示を一つだけにすると、リンゴのほかにどんなものがあるのかが曖昧です。相手や文脈によって、言わなくても通じる状況なら別ですが、一般的には複数の例を出してほかに何があるのか推測しやすくするのが適当です。上記の例のように「ミカン」を付け加えれば果物シリーズになりますし、ほかには例えば「リンゴやきりたんぽ、わんこそばなど東北の味覚」というように、別の種類のものを並べれば別の意味になります。

他の意味の「など」もある

補足しておくと、「など」という言葉にはここで扱った用法のほかにも、「軽んじて扱う場合」「引用文を受けて、大体このようなことを、の意」(ともに大辞林より) といった意味もあります。これらの場合には上記の説明が当てはまらないことはもちろんです。

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