2015年6月アーカイブ

「平仮名」「片仮名」では迷わないのですが、両者を総称する「仮名(かな)」という言葉を文字に書こうとすると迷いが生じます。

というのは、漢字で「仮名」とすると、「かめい」と別の言葉に読まれる恐れがある。大体の場合は文脈からどちらか分かるのですが、文章を読んでいる途中でどちらなのか判断する時間がちょっと生じてしまうようです。例えば「ほかは漢字なのにここだけ仮名です」のような文があったら、「かな」であることは文脈から分かるのだけど、「ここは『かめい』じゃなく『かな』だ」と念を押すような働きが頭の中で行われていてスムーズでないように感じられます。なるべくこういうのは避けたい。

それなら平仮名で「かな」と書いてはどうか。この場合は、前後の平仮名の中に埋没して読みにくくなりがちであるように考えられます。このブログ記事のタイトルが実例です。特に、「煮えたかな」のような「かな」という言葉がありますから、これと紛らわしい。「ここだけかな」とだけあったら、ほかは漢字で「ここだけ仮名」なのか、それとも、「ここだけかな?」と自問しているのか、どちらなのか。

変化球として片仮名で「カナ」とすることも考えられます。上記2点の問題はこれでクリアできます。ただ、あまり一般的でないかもしれないのと、特に片仮名のみを指していると受け取られる恐れがないではありません。「フリガナ」と片仮名で書かれていたら片仮名で振り仮名を書くことが期待されているのと同じようなことです。実際、申込用紙のたぐいでない普通の文章であっても、平仮名という言葉を「ひらがな」、片仮名という言葉を「カタカナ」と、言葉の指す文字で表記することがないではありません。そういうつもりで「カナ」と片仮名書きしているのではないのだと念を押す必要があるかもしれない。

一案として、平仮名で「かな」として、なおかつ分かち書きして前の語と分けることも考えられないではありません。が、仮名漢字まじり文の利点として分かち書きしなくていいことを挙げられますので、これはなるべくしたくない。見た目の違和感も大きいと思います。

結局、どうすればいいのかはよく分かりません。どれも一長一短と思えます。本記事冒頭のように漢字にルビをつけるのが一番いいのかもしれません。

Unicode 8.0が2015年6月17日に出ました。

日本での使用に関係しそうな主な変更内容をあげると、

などでしょうか。トータルでは7,716文字増えたそうです。

個人的には、絵文字は正直、そこまでするならいっそ画像でやったらどうですか......という印象もあります。LINEのスタンプとかね。

上記リンク先の末尾には、漢字のデータにおいて、日本ソース(kIRG_JSource)として古いJIS X 0212やベンダ定義漢字の代わりにJIS X 0213への参照を使用するようにしたという記述が見えます。

ついでに、「Changes for Deprecation of Language Tags」という謎の説明があります。タグ文字U+E0020〜U+E007EがDeprecated=True から Deprecated=False に変更されたと。正直、使う気がしないので真面目に追いかけるつもりはないのですが、興味の湧いた方は調べてみて下さい。

Unicodeの新しいバージョンに従ったテキストデータがきちんと処理できるようになるためには、単にフォントがあるだけでなく、文字の属性データが最新版に更新される必要もあります。例えばJava 8では文字の情報はUnicode 6.2によっています。こうしたところの対応は徐々に進んでいくでしょう。

1ヶ月くらい前ですが、札幌の藻岩山で夜景を見て写真を撮ってきました。

Night view of Sapporo / 札幌夜景

藻岩山は札幌市街地の南西にある標高531mの山です。小学校の遠足で登るような山ですが、エベレスト世界最年長登頂を目指してトレーニングを開始した三浦雄一郎氏が不摂生のせいで体がすっかりなまっていて登れなかったというエピソードの山でもあります。

写真中心のひときわ明るい箇所がススキノから大通地区です。対照的に、その左上(北方向)の暗く沈んだ箇所は北海道大学のキャンパスです。この対比が面白い。右側には鮭の上る豊平川が見えます。

北海道で夜景というと函館山が有名ですが、扇の形が特徴的な函館と対照的に、札幌の夜景は光が一面に広がるのが特徴です。両方見比べてみるのもいいでしょう。

中心部を拡大するとこんな感じ。なんだか銀河に浮かんでいるような雰囲気でもあります。格子状の札幌の街を斜めから見ることになって独特の雰囲気があります。うっかりして土曜日に来てしまったので、オフィスビルの明かりが控えめかもしれません。

Heart of Sapporo / 札幌中心部

藻岩山の山頂展望台へは山麓からロープウェイで登れます。山麓までは市電の利用が便利でしょう。何年か前に施設がリニューアルされて大層綺麗になりました。

今回使用した夜景撮影のレシピを記しておきます。何かのご参考になれば幸いです。

  • 三脚、レリーズ使用。レリーズは2秒セルフタイマーで代替も可。
  • 三脚使用時はカメラの手振れ補正をオフに。(した方がいい、いやそうでもない、と諸説あるようですが私の経験ではオフにした方がいいようです)
  • ISO感度は100か200に固定。
  • 絞りは10くらい。
  • 露出は絞り優先でOK。好みに応じて調整可。
  • 真っ暗になる前に撮る。
  • ホワイトバランスは太陽光が吉 (暗くなる前の時間帯だと空のグラデーションが綺麗に出やすい。暗くなった後はイメージに応じて色々調整可)

あわてていると手振れ補正かISO感度のどちらかを設定し忘れてアレとなりがちです、私の場合。三脚から外したら元に戻すのもお忘れなく。

札幌ももう山の上でも寒くないでしょうから、夜景撮影にいい季節と思います。幸運を!

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