2014年10月アーカイブ

もう2か月も前のことですが、北海道の洞爺湖に行ってきました。G8サミットの開催地としても知られる観光地です。温泉地でもあります。

ただ今回は時々小雨が降るなど天気が悪く、観光の条件としては残念でした。天気ばかりは仕方ありません。

洞爺湖の近くに有珠山という火山があります。30年に一度くらい噴火している活発な火山で、最近では2000年に噴火しています。思いがけず今回、この火山についてよく知ることができました。

温泉街の近くに、火山科学館という施設があります。ここを訪れてみました。2000年噴火の際の展示や、100年ほど前からの過去の噴火に関する展示等があります。

有珠山は早くから地震動による噴火の予知が行われてきたそうです。2000年の噴火では、噴火が始まる前に緊急火山情報が出され、1万人あまりの避難が噴火の前に完了したとのことです。かねてより地域の学校等でも火山の教育がなされていたことが奏効したようです。このため死者は出ませんでしたが、建物等の被害がありました。

当時被害を受けた建物や橋が災害遺構として保存されています。これは火山科学館のすぐ裏手の方です。ということはホテルが多く建ち並ぶ温泉街からも近くなので、本当にすぐそばだったということが実感されました。

有珠山噴火の被害にあった橋

熱泥流によって流された橋。

その橋がぶつかった建物。

水蒸気爆発の火口も見ることができます。水がたまって緑色の池になっていました。2箇所見ることができました。「有珠」から1文字ずつとって、有くん火口、珠ちゃん火口と、ほのぼのした名前がついていました。

左手の窪地がもうひとつの火口。向こう側は洞爺湖、それに羊蹄山。

金比羅山の木々

左手の方は木々が成長していますが、真ん中から右は高い木が少なく、枯れているものも目立ちます。この辺が火山の被害の境目だったようです。

さて、洞爺湖というと夏の間は毎日花火を打ち上げています。外は小雨模様でしたが、ホテルの部屋から快適に花火を鑑賞できました。

電子書籍の販売サイトはいくつもありますが、店によって、お得なところがあるのか、ないのか。それをよく知らないので、最近発売された結城浩著『数学文章作法 基礎編』を例にとって調べてみました。

下の表は、上記リンク先の著者サイトからリンクされている各販売サイトにアクセスして、価格表示を調べたものです。価格とポイント、キャンペーンは調査当日(2014年10月13日)現在のものですのでご了承ください。

販売サイト価格・税ポイント
kindle¥850 (税表示なし)?
紀伊国屋書店kinoppy¥850 (税抜) ¥918 (税込)160 (キャンペーン)
楽天kobo¥850 (税表示なし)40 (キャンペーン)
honto¥918 (税込) ×0.7 (クーポン使用)8
iBookStore¥950 (税表示なし)
パブリ¥918 (税込)

hontoのクーポンは税込価格から30%引きです。またkinoppyとkoboのポイントはキャンペーン中により普段より多くついてます(本来は本体価格100円につき1ポイントのようです)。上記に記載のポイントはいずれも1ポイント1円相当とされています。この手のキャンペーンはそれぞれの店によってしばしば行われているので、時によって割引率等が異なることに気をつけてください。

kindleとkobo, iBookStoreに消費税表示がないのは、今のところ海外サイトからの電子書籍の販売に消費税が課税されていないためと思われます(Amazon.co.jpもkoboも実態は海外の企業・サーバによるものだそうです)。ただ、公平性のため、近いうちにこうしたサイトの販売にも課税されることになるという報道があります。 

今日時点では、クーポン使用でhontoが一番安く買えるようです。ポイントまで加味すると紀伊国屋書店が次点にきます。ただ、もちろん、ポイントは次回もそのサイトで買わないと意味がありません。また、この手のキャンペーンは時によって様々なので、上の表を鵜呑みにせずに必ずその都度自分の利用サイトの価格表示を確認してください。

またもちろん、価格以外の要素も、実際に自分で購入する上では考慮に入れる必要があります。例えば紀伊国屋書店ではSony Readerに対応していることがあるので(フォーマットによるようです)、私はこちらをしばしば利用しています。

東京国立博物館のブログ記事に、JIS X 0213の第3水準漢字が使われていました。少し前に開催されていた、台湾の国立故宮博物院の所蔵品の展覧会に関する記事です。

この中の人名「倪瓚(げいさん)」の「瓚」が第3水準です。面区点番号1-88-37です。

この人は元末四大家の一人として広辞苑や大辞林にも掲載されています。「JIS漢字字典」によると、世界史の教科書にもこの人名の掲載例があるそうです。

さて上の博物館のサイトですが、PCで見ると普通に第3水準漢字が表示されたのですが、スマートフォンでモバイルサイトを見ると「倪サン」と片仮名になってしまいました。もしかすると使用している文字コードの違いなのかもしれません。Shift_JISだとこうでもするしかないですね。拡張版のShift_JIS-2004であれば、「倪瓚」ときちんと漢字として符号化できます。

こうした文化的な語彙、学校の教科書に載るような専門用語には、第1・第2水準にしか対応していないShift_JISでは不十分で、第3・第4水準に対応したShift_JIS-2004あるいはEUC-JIS-2004, UTF-8といった第3第4水準文字コードを使う必要があります。Shift_JIS-2004はMac OS XやPython, Java, iconv等で使用可能です。

ちなみにSKKの第3第4水準漢字辞書SKK-JISYO.JIS3_4を使うと、単漢字変換でなしに、「げいさん」という読みから変換できます。OS Xのことえりでも変換できるようです。

当ブログの過去の記事でも何度か教科書に載る言葉に使われる第3第4水準漢字を取り上げています。

教科書に載るような言葉はいつでもどこでも不自由なく入力・表示・編集できてほしいものですね。そのためにはいつでもどこでもJIS X 0213に対応することが重要です。JIS X 0213は日本語環境の共通のベースラインとなる規格です。

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