函館の文字

| コメント(0) | トラックバック(0)

函館の有名な老舗洋食店・五島軒の人気メニューのカレーは、レトルト食品にもなっていて、首都圏のスーパーでも販売されていることがあります。

そのカレーのパッケージをよく見るとこんなふうに文字が印刷されていました。

五島軒カレー

函館の「函」の第1画と第2画をつなげて書いています。

函館の人はこう書くことが多いようです。私の個人的な関係者に函館やその周辺の人がいるので、私はこうした字形を以前からよく見ています。割と普通のことだと思っています。

これは早稲田大学教授の笹原宏之氏の「漢字の現在」の記事で取り上げられたことがあります。

昔からどちらの形にも書かれてきたもので、このような些細な形の違いを気にする必要はなさそうだと理解しました。

もう一点、店名のローマ字表記が「GOTŌKEN」と、きちんと長音を明示しているのが偉いと思いました。「GOTOKEN」では「ごとけん」になってしまいますからね。

これは五島軒のウェブサイトの画像でも見ることができます。

登録有形文化財の五島軒の建物は結婚式場としても人気があるそうですから、料理と建物と文字のそれぞれに注目してみるといいかもしれません。

以前私が撮影した外観。うーん、いま見ると撮り直したいな...。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yanok.net/yanok/mt-tb.cgi/527

コメントする

最近のブログ記事

仮名合字・合略仮名の文字コード
合字とは 合字というものがあります。複数…
なぜ『プログラマのための文字コード技術入門』の改訂新版にはSKKと Emacsの話が入っていないのか
拙著『[改訂新版] プログラマのための文…
朝鮮半島の訃報の第3水準漢字
朝鮮戦争で韓国軍として活躍した白善燁氏が…
テレワークの環境改善〜CO2濃度をチェックする
テレワークの問題点 新型コロナウイルスの…
エンジニアHubにて「文字コード再入門─ Unicodeでのサロゲートペア、結合文字、正規化、書記素クラスタを理解しよう!」公開
「エンジニアHub」にて記事を執筆しまし…

広告