FULLWIDTH TILDEのグリフを上寄りにしてはどうか

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JIS X 0208/0213の波ダッシュ「〜」(面区点1-01-33、SJIS 8160)はUnicodeではU+301C WAVE DASHが相当します。ですが、これをU+FF5E FULLWIDTH TILDEにうつしてしまう実装があって、以前から問題になっています。

以前のWindowsに同梱のフォント、Windows XPまではそうだったと思いますが、MSゴシックなどではWAVE DASHのグリフが通常とは位相が逆になったような形になっていて、表示されると違和感がありました。これはUnicode仕様の例示字形がそうなっていたためですが、Windows Vista以降に同梱のフォントでは一般的な波ダッシュの形に直りました。

ただ、FULLWIDTH TILDEも同じような(あるいは全く同じ?)デザインになっているので、どちらのコードが入力されているのか、見た目に区別がつきません。

それで思うのですが、U+FF5E FULLWIDTH TILDEのグリフを、上付きというか、上に寄った形にできないものでしょうか。

そもそもtilde (チルダ、チルド、等)というのは、「ñ」のようにアルファベットの上につけられる記号です。ですから、上寄りにすることには十分な理由があります。

使っているフォントにもよるでしょうが、私のEmacs環境では、WAVE DASHは一般的な波ダッシュの形で、FULLWIDTH TILDEは全角幅で上寄りの形で表示されます。これなら、自分が適切なコードを入力しているかどうかがはっきり分かるわけです。これが良い。

MS Pゴシックやメイリオ、IPA PゴシックなどのU+FF5Eのグリフだけ差し替えるようなプログラムとかあればいいんじゃないかなと思うのですが、そういう素敵なものを作っている方はいないでしょうかね。

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