2012年10月アーカイブ

今年は夏が長くて涼しくなるのが遅かったですね。先月から今月にかけて、コスモスやバラの写真を撮っていました。

Insect on a cosmos / 蜜を吸いに

東京、浜離宮庭園にはコスモスの植えられている一角があって、いろいろな色のコスモスが咲いていました。虫もやってきます。

Bee on a cosmos flower / コスモスに蜂

ハチもやってきます。被写体としては面白いのですが、自分が刺されないように気をつける必要があります。

Cosmos

花のクローズアップ。

Cosmos field / コスモス畑

コスモス畑。

川崎市の生田緑地というところにバラ苑があって、秋にも公開しています。こちらにも行ってきました。

Curl / 渦巻き

こうして見るとお菓子のようです。

Pink

きれいなピンク色でした。

Yellow rose / 黄色いバラ

黄色いバラに、赤いバラも。

Girl of rose / バラの少女

こんな風な像もところどころに飾られていました。

美酒と字体

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岐阜県に行った方から、お酒を頂戴しました。ありがたいことです。

この酒の入ってきた箱に、「飛驒 蓬莱」と書かれていました。これがなかなか面白い。

というのは、たった4文字の中に、83JISの大きな字体変更にかかわる文字が2つも入っているからです。

まず、飛驒の「驒」。これはJIS X 0213の1-94-20にある第3水準漢字ですが、もともとは、JIS X 0208初版の第1水準の領域、34-45にありました。これが83JISの字体変更で「騨」の簡略字体に変更されたのです。その問題を救済するためにJIS X 0213:2000において、1-94-20に元の字体「驒」が追加されたわけです。

もうひとつ、蓬莱の「莱」。これは1-45-73にある文字ですが、JIS X 0208初版では「萊」の字体でした。印刷の活字ではこの字体がもともと一般的だったと思います。それが、83JISの変更によって「莱」の字体に変わってしまいました。その問題の救済のために、JIS X 0213では1-91-06という第3水準の領域に、もとの「萊」の字体を追加したわけです。

83JISのこれらの字体変更は、規格内で同じ部分字体を持つ他の文字と扱いが矛盾しており (例えばJIS X 0208は「彈・弾」等の組を別扱いするので、34-45が「驒・騨」を包摂するとは考えられない)、その意味でもJIS X 0213による救済は必要なものでした。

とはいえ、文字運用の上では、字体が違っても同じ字種であることには注意する必要があります。これらの字体の違いは、手書きと活字の字体の違いと考えられます。手書きで「飛騨」と書かれたものを活字では「飛驒」としてもよいし、活字で「蓬萊」と印刷されたものを手書きで「蓬莱」と書いても差し支えないでしょう。どちらが正式とかいう筋合いではなく、手書きと活字とで形が異なるのは珍しいことではありません。

いただいた贈り物は、酒だけでなく文字も味わい深いものでした。

何年かぶりに私の親が東京に来たので、観光案内してきました。

初めて見る東京スカイツリーに連れて行った後、どこに行きたいかと相談したところ、東京タワーも見てみる、ということになって、新旧ふたつの塔を見て回ることになりました。

Tokyo Tower / 東京タワー

その次の週、今度は岳父がやはり久しぶりに東京に来るというので、ご一緒してきました。初めて見る東京スカイツリーに行って付近を歩いた後、どこに行こうかと相談したところ、またしても、東京タワーにも行ってみたいということになりました。私と妻は2週続けてスカイツリーと東京タワーを回ることに。この行動、よくあるパターンなんでしょうかね。

From the bottom / もっと下から

東京タワー、実は私は上ったことがなくて、今回初めて展望台まで上りました。150mの大展望台と、さらに上の250mの展望台とがあります。150mの方は待たずにエレベーターに乗れましたが、上の方は25分待ちということなので諦めました。スカイツリーができても東京タワー人気は健在のようです。

Jump / ジャンプ

大展望台にはこういう、下が透けて見えるガラスの窓があります。グランドキャニオンにもあるというアレです。大丈夫と分かっていても、結構気持ち悪いですね...。

ソニーの電子書籍販売サイトReader Storeを見ていたら、「原リョウ」という表記を見かけて、ああそうだったのかと思い至りました。

これは「私が殺した少女」などの作品で知られる推理作家の原尞のことです。「尞」の字は第3水準なので、外字扱いされていたのでしょう。JIS X 0213の1面47区60点にあります。ちなみにこの名前はペンネームのようです。

この場合、ウェブサイトのエンコーディングが何かということとはまた別の問題として、書誌情報がどのように入力されているかという事情があるのでしょう。実際、Reader StoreのサイトではUTF-8が使われているので単にHTML上の表現ということでは尞という漢字は使えますが、元のデータでJIS第1・第2水準のみを使う方針だったのではないでしょうか。どこかのOSのベンダ定義外字にあるかどうかというのもこの際どうでもいいことです。

この字は漢和辞典によると「燎」の原字だということです。また、JIS漢字字典によると、アキラという人名用例もあるそうです。

人名の漢字というとなにかの異体字のようなものを思い浮かべる人もいると思うのですが、それよりも、この字のように第1・第2水準にない字種の方が重要であると私は思います。

音楽配信サービスmoraがリニューアルして、DRMフリーになったのが話題になっています。日本のアーティストの曲についてはiTunes Storeよりもずっと充実しているので注目に値します。

さっそく、試しに購入して、iPod Touchに転送してみました。

手順としては、詳しく説明されている記事「DRMフリー化した「mora」で楽曲購入を試す」(AV Watch) をよく読めば分かるので、特に新たに付け加える情報はないのですが、やってみたらできたよ、という証言として要点を簡単にまとめておきます。

やってみた手順は下記のようになります。

  • PC上のウェブブラウザでmoraから普通に購入、ダウンロードする
  • ダウンロードした音楽ファイルの拡張子を .mp4 から .m4a に変更する (これをしないとiTunesに取り込めない)
  • 音楽ファイルをiTunesに取り込む
  • iTunesの画面から、iPodのオプションで、「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」にチェックをつけて、256kbps (でなくてもいいと思うけど)に設定する (これをしておかないとiPodで再生できない)

というわけで、はまりポイントが2箇所あるので、これからやる人は注意してください。そこをクリアすれば、音楽はもちろんちゃんと再生できるし、ジャケット画像も表示されます。

なお、moraのウェブサイトは一部Silverlightが使われているので、Linuxで使うには障害がありました(Macは保証しているようです)。UbuntuのFirefoxでSilverlightのリンクをクリックすると、マイクロソフトのサイトから、Linux用の互換ソフトウェアMoonlightのサイトに誘導されました。これは親切だといったんは思ったものの、インストールしてみても私の環境ではmoraの試聴機能は動作しませんでした。残念。上記の手順はWindows機で試したものです。

Amazon MP3はSilverlightがなくてもLinuxマシンで試聴も購入もできました。こういうところは是非みならってほしいと思います。

【追記: moraからダウンロードした音楽ファイルはUbuntu LinuxのRhythmboxで再生できました。UbuntuからSilverlightなしで支障なくダウンロードできるかどうかは未確認です。】

【追記2: 念のため、私の実行環境を記しておきます。使用したiPodはiPod Touch第2世代です。iTunesはWindows 7上で動作しているiTunes 10.7です。他のiPodやiPhoneで違いがあるかどうかは分かりません】

【追記3: 2012年12月頃から、ダウンロードした音楽ファイルの拡張子が .m4a に変更になったようです。ですので、上記の手順の拡張子の変更については不要になったものと思われます。上記の記載は2012年10月当時のものですので、ご了承ください。今後も状況が変わることが予想されます。2013年1月3日記す】

Unicode 6.2

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先週、Unicode 6.2というのが出ました。

文字の追加は1つだけ、トルコの通貨リラの記号U+20BAだけだそうです。

いまになって追加されたというなら、これまでどうしてたのかという疑問がわいてきますが、この記号は今年の3月から使われ始めた新しい記号なのだそうです。

近年トルコは、ヨーロッパにもアフリカにもアジアにも近い地理的条件や、着実な経済成長、平均年齢が若く、人口が多くて(7500万人)なお増加中、などの要因で注目を集めています。

もともと日本との関係は良好で、モスクや宮殿、カッパドキアの奇岩などの観光地もよく知られています。歴史的にも興味深い所です。この機会にトルコに注目してみるのもいいですね。

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