英字紙Japan Timesのサイトの英語の記事に、JIS X 0213の文字が使われている箇所を見付けました。
「Shōgi showdown for supercomputer」という記事のタイトルや本文の中に、将棋を指す言葉として shōgi と書かれています。この ō は、JIS X 0208になく、JIS X 0213で追加された文字なのです。1面9区94点にあります。
これは、日本語の単語をヘボン式ローマ字で表す、ごくまっとうな表記です。このまっとうな表記は、JIS X 0208では (ということは、Shift_JISやISO-2022-JPでは) 符号化できません。JIS X 0213やUnicodeの符号化方式、つまり、Shift_JIS-2004やUTF-8などを使う必要があります。
そういえば英語版のWikipediaでも、日本の文物を表す記事には頻繁に ō や ū といったダイアクリティカルマーク付きの文字が使われています。
これもれっきとした日本語表記ですから、日本で使われる文字コードはこうした文字をきちんと扱える必要があります。それでJIS X 0213にはダイアクリティカルマーク付きのアルファベットも入っているわけです。ですから、これからは、JIS X 0208でなくJIS X 0213やUnicodeの符号化方式を使うのが、日本語ローマ字の使用のためにもいいのです。
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