ITproの記事「中国企業を信頼して任せることが重要 - 中国企業が明かす 日本製ソフト採用のワケ」の冒頭に、JIS第3水準漢字を外字扱いしている箇所がありました。
記事のリードの先頭に、「天津柏鋭○科技(BRAV:○は「三」を「|」で縦に突きさした字)は、」とあります。『「三」を「|」で縦に突きさした字』とは、「丰」のことでしょう。この字は、JIS X 0213の第3水準、1面14区6点にあります。
ブイキューブのプレスリリースでは、この社名「天津柏鋭丰科技」を全部漢字で表しています。このプレスリリースはUTF-8で符号化されていて、「丰」の字もHTMLの文字参照などでなくこの文字そのものとして符号化されています。
この「丰」という字は、フウ、フ、ホウ等と読むようです。意味としては、「豊かに茂るさま」「ようす。姿」といったものが挙げられています(学研「漢字源」)。
JIS漢字字典でこの字をひくと、日本語文脈の用例も多くあることがうかがえます。横光利一や二葉亭四迷の作品に出現し、また人名としてはシゲル、シゲ、タカ、ヨシなど複数の読みの例があるようです。
こうした文字は、まさに、日本で日常的に使われる文字コードに収められていて然るべきといえるでしょう。JIS X 0213やUnicodeにはあるので、それらの文字コードを使えば良いわけです。つまり、Shift_JIS-2004やUTF-8ならOKということです。
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