長谷川潔展に感銘を受ける

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先週のことですが、横浜美術館で開催中の「生誕120年記念 長谷川潔展」を見に行ってきました。大変素晴らしい作品が展示されています。

長谷川潔は横浜生まれの銅版画家で、フランスで活動し、かの地で亡くなりました。メゾチント(マニエール・ノワール)という古い技法を再興したことで知られています。

私がこの芸術家を知ったきっかけは、実は、少し前に放送されていたテレビ東京の「なんでも鑑定団」でした。そこに出ていた「依頼品」が、長谷川潔の晩年の代表作のひとつ、「草花とアカリョム」だったのです。テレビを通して作品を見た瞬間、ぐっとひきつけられるものがありました。

それでウェブで検索してみたところ、今ちょうど横浜美術館で展覧会をやっているので、見てきたわけです。

緻密に構成されたマニエール・ノワールの黒の世界は大変素敵でした。それとともに、若い頃はいろいろな技法をやっていたのだなということも分かりました。最終的にひとつのものに落ち着くとしても、いろいろやってみるのは良いことなのかもしれません。

帰り際、お楽しみミュージアムショップで作品の絵葉書やクリアファイルや栞を何点も購入してきました。本も買いました。とにかく気に入ったのです。

6月までやっているので、もしかしたらもう1回くらい見に行くかもしれません。

「なんでも鑑定団」では、依頼人は若い頃にこの作品を何気なく買ったということです。鑑定結果は依頼人の自己評価よりもずっと高い値がついていました。何気なく、そしておそらくは当時大したことのない額で買った作品がこんな素晴らしいものだとは、羨しいことです。

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