吹雪がひとしきり唸って去った後を...

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北海道の冬の催しといえば札幌の雪まつりが大変に有名ですが、ここ10年くらいで着実に人気の出てきたものとして、「小樽雪あかりの路」があります。雪の街の中に蠟燭を灯すものです。

詳細は公式ウェブサイトで見られます。また、Flickrで「小樽雪あかり」を検索語にして検索するといろいろ写真が出てきます。

さっぽろ雪まつりの特徴が技を凝らした精巧な雪像だとすれば、一方こちらは、わび・さびとか手づくりのあたたかさとかいったものがコンセプトになっているように思われます。といっても私自身は見に行ったことがないのですが。私が札幌にいた頃はまだ無かったんじゃないかと思います。

このイベントの名前の由来は、公式ウェブサイトによると、北海道松前郡の生まれで学生時代を小樽ですごした文学者・伊藤整の「雪あかりの路」という詩なのだそうです。ウェブサイトに詩が引用されているので是非ご覧あれ。大変印象的な詩です。喚起するイメージが素晴らしい。

先人の残したこの詩をバックグラウンドとして共有することが、イベントの精神的支柱となるのでしょう。小樽は良い先人に恵まれたものです。

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