自動車工業会が自転車の安全を論じる

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以前紹介した『自転車ツーキニストの作法』のp.90に、社団法人 日本自動車工業会 (自工会) が作成したレポートが取り上げられています。そのレポートというのは誰でも読めるようウェブで公開されています。「自転車との安全な共存のために」と題されたものがそれです。

このレポートでは、ざっといえば、車道の左端に自転車レーンが設置されるべきこと、自転車は車道を走るべきこと、自転車のルールが周知徹底されるべきことが提言されています。

自動車の運転手の中には、最近増えてきた車道を走る自転車(しかし1970年代まではこれが普通だった)を邪魔だと思っている人もいるのでしょうが、ほかでもない自動車の業界団体が、自転車は車道を走るべしと正論を吐いているのです。これは興味深いことだと思います。

それも、単にお題目として唱えているのではなく、なぜ自転車の歩道走行が危険か (お間違えなきよう。車道ではなく、歩道走行が危険なのです) を統計を援用しながら分析しつつ説いているのです。これは大変説得力があります。

ぜひ、この資料を、各市町村の道路整備の関係者には読んでほしいと思います。自転車レーンを間違った形で作ってしまう前に!

もちろん、自転車に乗る人も読むと良いと思います。どういうところで事故が起こるのか、何が本当に危険なのか、この資料を読んで研究すれば、自分の身を守ることにつながります。

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