iPod Touchの漢字変換はJIS X 0213の成果を取り入れていた

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iPod TouchではJIS X 0213で初めて符号化された漢字を、単語として入力できることに今ごろ気付きました。

例えば、地名の例でいえば、「ほうのきざく」から「𣖔木作」(福島県)が、「きびなごあじろ」から「𩸕網代」(長崎県)が、「なぎのした」から「𡵢下」(愛知県)が、「ろほう」から「𡉴豊」(徳島県)が入力できるのです。それぞれ、「𣖔」(2-15-10)、「𩸕」(2-93-57)、「𡵢」(2-08-27)、「𡉴」(2-04-67)は JIS X 0213で初めて符号化された漢字です。面区点番号からわかるように、いずれも第4水準です。Unicodeではバージョン3.1で面02のCJK統合漢字拡張Bに入りました。

人名の「𣟿良(なぎら)」などというのも変換できます。「𣟿」(2-15-73)は同様に拡張Bにあります。

Unicodeで拡張Bにあたる漢字以外の第3・第4水準もあります。以前このブログでもとりあげた例として、「とかられっとう」から「吐噶喇列島」が、iPod Touchで変換できるのです。「噶」はJIS第3水準です。

ここではiPod Touchと記していますが、これは私の持っている機械がたまたまそれだからのことで、多分iPhoneでも同様なのでしょう。

JIS第3・第4水準漢字の普及は案外iPod Touch/iPhoneから始まるのかもしれないと思いました。

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